岐阜の吉田恵監督が、新戦力チェ・ソングン獲得の狙いと期待値について語った。
7月26日に鳥栖から加入したチェ・ソングンは、鳥栖でコーチを務めていた指揮官の教え子。前節・清水戦(0●2)では加入後すぐに先発起用しており「思い切って起用した」と、早くチームにフィットさせることが狙いの一つだったと語る。その言葉を信じれば、今節・讃岐戦での継続的な先発起用も濃厚だ。
「彼は見かけによらず、すごく激しく、闘志向き出しのプレーをしてくれる選手。いまのチーム、いまの選手たちに強い気持ちの部分が影響してくれたらいいなと思っている。J1でいろいろな経験をしているし、精神的にも安定感をもたらしてくれると思うので、その安定感+攻守にわたる激しい動きがミックスすれば、チームとしても良い状況になると思っている」
現在は7連敗中で、17位の岐阜。闘志と安定感を秘める指揮官の愛弟子は、残留争いを戦うチームにさまざまな刺激をもたらすかもしれない。
(岐阜担当 村本裕太)
2016/08/06 16:07