
26日に京都からの期限付き移籍が発表された荻野広大だが、昨日、一昨日とチーム練習が非公開だったことで29日の練習が讃岐ファンへの初めてのお披露目となった。
荻野の本職とするポジションはボランチだが、讃岐では選手層の薄いCBでの起用が濃厚。決して強いフィジカルを有しているわけではないが、視野の広さと技術の高さを武器に最後方からのビルドアップが期待され、「讃岐の特徴であるカウンターの起点になるパスやフィードを出したい」と意気込む。この日の練習の紅白戦では途中から主力組に加わり、いきなり19歳らしからぬ存在感を見せた。
チーム合流3日目ではあるが、昨季讃岐でプレーした京都・高橋祐治から「『チームの雰囲気良いよ』って聞いていたし、先輩たちも優しいからやりやすい」とすでにチームにも馴染みつつある。
すでに選手登録も完了し、早ければ今節のJ2第26節、ホームでの山形戦が讃岐デビュー戦となる。
写真:松本隆志
(讃岐担当 松本隆志)
2016/07/29 19:36