15日、豪州への移籍が噂される楠神順平が現状について語った。
7月に入り、豪州の地元紙が鳥栖MF楠神順平のAリーグ・ウェスタンシドニーへの移籍について報じた。この件について楠神は事実であることを認め、「海外にはチャンスがあれば行きたいと思っていた。以前から何度か興味があるということは伝えられていたけど今回、このタイミングで正式な形でのオファーが来ました」と話した。
「まだ、完全に話が決まったわけじゃない」としながらも、移籍交渉は大詰めの段階を迎えており、完全移籍での豪州行きが濃厚な状況となっている。ただ、本人もまだ迷いはあるようで「鳥栖にはすごくお世話になっているし、ここで勝負したいという気持ちもある」と含みも持たせた。
早ければ週明けにも結論が出る見込みだが、海外挑戦か、それとも鳥栖残留か。楠神の決断に注目が集まる。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2016/07/15 21:16