24日、その前日に山形へ加入することが発表されたク・ボンヒョクの新加入会見が行われた。
ク・ボンヒョクは韓国のソル フットボールクラブから加入のMFで175cm、68kg。主にボランチでプレーし、強い脚力で積極的にボールを奪う能力と足元の技術を兼ね備えるほか、ハードワークもできる。フィジカルが重視される韓国の中で、技術や動きの質が重視される日本のサッカーには憧れがあったと言い、好きな選手を聞かれると、「日本では中村憲剛選手、世界ではイニエスタ選手」と名前を挙げていた。
ク・ボンヒョクは5月10日から23日までの約2週間、山形の練習に参加している。最後の日となった23日にはグルージャ盛岡との練習試合に90分間出場。前半に高木利弥のシュートのこぼれ球を押し込みゴールを決めている。
また、この2週間の間に、石﨑信弘監督からフィジカルとテクニックの要素を含むハードなメニュー「フィジテク」や、名物となっている砂場でのトレーニング指導を直接受けている。石﨑監督は「楽しみだよ、鍛え甲斐があって。すぐバテないし、根性があるし粘ってくる」とその将来性に期待していた。
(山形担当 佐藤円)
2016/06/24 20:42