J1・1st第17節・磐田戦を前にした仙台の選手たちが、元チームメートの太田吉彰との対戦に向けた心境を口にした。
仙台は25日に、J1では3年ぶりとなる磐田戦に挑む。3年前との大きな違いとしては、10年から14年まで仙台に在籍していた太田が、いまは磐田の主力として活躍していること。渡邉晋監督が「われわれと一緒にやっていたときから、スタイルが変わっている。なるべくヨシ(太田)の良さを出させないように、しっかりフタをしたい」と警戒するように、相手のキープレーヤーとして認識されている。
元チームメートたちも、太田のプレーに注目している。蜂須賀孝治(右から二人目)が「縦に抜け出してからのクロスが相変わらず脅威。しっかり抑えたい」と仙台時代から得意とするプレーに注目すれば、石川直樹(左端)は「中にポジションを取って突破するなど、新しい形を増やし、“磐田のヨシ”として成長を続けている。しっかりプレッシャーを掛けたい」と加える。ピッチ上での再会から生まれる攻防は、見ごたえのあるものとなりそうだ。
写真:板垣晴朗
(仙台担当 板垣晴朗)
2016/06/23 19:58