
山口は23日、FC東京から育成型期限付き移籍で加入した幸野志有人の加入会見を開いた。幸野は「山口の昇格のために力になりたい」と意気込みを語った。
三幸秀稔、小池龍太らと同じJFAアカデミー福島の出身で、10年にFC東京に加入した幸野。13年には期限付き移籍していたJ2長崎で32試合に出場した。しかしFC東京のトップチームでは出場機会に恵まれず、今年2月のACLグループステージには出場したが、J1リーグ開幕以降はJ3のFC東京U-23に活動の場を移していた。
幸野は会見で、「100パーセント移籍先のチームのためにと思ってから移籍したかったので、悩んでなかなか答えを出せなかった。東京に残るべきか、移籍したほうがいいのか、揺れていた」と迷いがあったことを吐露。山口の上野展裕監督が東京まで会いに来てくれたり、「(山口に)行ったほうがいいのではないかと助言してくれる人もけっこういた」ことに背中を押され、山口移籍を決断した。
いまは「100パーセント山口のために」という気持ちに満ち、「J1昇格に向けてチームの力になれるように頑張る。自分が来たことでさらに良くなってチーム全員で昇格したというのがあれば、自分も選手としても成長できると思う」と話す。想定されるポジションはボランチやサイドハーフ。上野展裕監督は「層を厚くしたい。競争をして良い勝負をして、みんなで切磋琢磨してくれると思う」とポジション争いにも期待を寄せた。
山口では原則として明る過ぎる髪の色はNGのため、23日の練習には髪の色を抑えて登場。東京から車で移動してきた疲れも取れて、きびきびと動き、チームに溶け込んでいる様子だった。
試合出場は7月3日の第21節・山形戦から可能。幸野は「シュウトと呼んでもらえたらいいなと思う。いまもたくさんのサポーターが来てくださっているが、ぜひもっとたくさんのサポーターに来てもらって応援してほしい」と呼びかけた。
(山口担当 上田真之介)
2016/06/23 19:43