金沢は17日、ブラジル人FWのダビ アパレシド ダ シルバの加入を発表した。登録名はダビ。身長186cmの26才。完全移籍での加入となる。
昨日夜に金沢入りしたダビ。早速今日の練習前にチームメイトへの挨拶を済ませると、「30時間かけて日本に来た。時差ボケもあるが、体を動かしたかった」ため、軽いランニングなどで調整した。
これまでオマーンやサウジアラビアでプレーしてきたダビ。「スピードがあり、スペースがあるとドリブルで運んでくれる。足元の技術もある」(クラブ関係者)。得点と前への推進力が期待されており、ダビの加入でカウンターの威力が増すだろう。また、ダビの関係者は「強くて速い。G大阪のパトリックのような感じ」と話しており、金沢デビューが待たれる。7月3日の明治安田J2第21節・讃岐戦から出場可能となる見通しだ。
練習後、囲み取材に応じたダビは「チームの勝利を一番大切にしないといけないが、自分が結果を残してみんなを喜ばせたい。勝利に貢献するゴールを挙げたい」と意気込みを述べた。最後に出場した公式戦は「だいだい2ヶ月前」だが、「毎週のようにブラジルのコーチとトレーニングしていた」という。そして、「早く試合に出たい。100%の準備をして試合に臨みたい」と意欲を示した。
今回が初来日となるダビ。日本や金沢の印象にも話が及んだ。「寿司は金沢が一番うまいと聞いている。いっぱい食べます」。早くも金沢の地にフィットする兆しを見せた。
(金沢担当 野中拓也)
2016/06/17 16:24