パトリックの加入に伴って、2列目を主戦場に移しつつあるのが攻撃のマルチロール、倉田秋だ。
「今の2列目はガンバの生命線。キツいけど攻守のハードワークはやりがいがある」とチームプレーに徹する基本姿勢に変わりはないものの、やはり昨年からFWとしてプレーすることも多いだけに得点意識は薄れてはいない。
「僕の特長はやっぱり守備面よりも攻撃力。徳島相手に今季、1点を決めているので天皇杯でも点を取りたい」と意気込みを見せている。
天皇杯3回戦・徳島ヴォルティス戦は登録の関係でパトリックが不在だけに、FWも中盤もこなす倉田は貴重な存在だ。天皇杯2回戦・ツエーゲン金沢戦では自身初のハットトリックを飾っている背番号11は、徳島戦でも攻撃の旗頭になる。
(G大阪担当 下薗昌記)
2014/08/18 20:04