
1日、オーストリア・ブンデスリーガのシーズンを終えて日本に帰国中のMF奥川雅也(20)が、古巣・京都のクラブハウスへ挨拶に訪れた。京都在籍時にはブラジル代表のネイマールに似たプレースタイルから“古都のネイマール”と称されていた奥川。昨季6月に京都からザルツブルクに移籍し、15-16年シーズンはザルツブルクのサテライトチームにあたる2部のリーフェリングでプレー。30試合に出場して3ゴール7アシストの活躍を見せていた。
記者の取材にも快く応じ、「思い描いていたようなシーズンではなかった。サッカーが全然違う。特に守備ではゲーゲンプレスを求められる。『前線からとりあえずボールに行け』と。でも、得たモノのほうが大きかった。だんだん、守備もできるようになってきたし、体をぶつけられても倒れないという意識も強くなった。次が勝負の年。ゴールもアシストも二ケタはいきたい」と、欧州1年目のプレーを振り返った。
また、オーストリアでは食事に苦労しているらしく、「ご飯がおいしくない。すべてが脂っこい(笑)。日本のご飯は最高です」とのこと。今回の帰国では、京都の選手行きつけのうどん屋『やまびこ』に、空港から直行したのだとか。
(京都担当 川瀬太補)
2016/06/01 17:02