J1リーグ戦4位・大宮のホームに乗り込む神戸は28日、サッカーバレーなどで調整した。
25日のナビスコカップ第6節・名古屋戦は4得点で無失点勝利。CBでフル出場し、3年連続となるノックアウトステージ進出に貢献した北本久仁衛は、「ホームでしっかり決めることができて良かった。伊野波(雅彦)と良いコミュニケーションをとって、チャレンジ&カバーをしっかりできた」と胸をなでおろした。
今節・大宮戦に向けては、「河本もいるし、奥井もいる。楽しみですね」と元神戸の選手との再会を心待ちにするが、「ピッチに入れば関係ない」とぴしゃり。「大宮は堅いチーム。でも、ウチの前線(の選手)にはクオリティーがあるので、後ろはサポートして堅く守りたい」と話した。
北本は今季、出場機会になかなか恵まれず、悔しい思いを続けてきた。しかし、「これまで(出場機会が得られない)先輩たちをずっと見て来たし、それをこなしてきた先輩に見習う部分がある」と話し、いまなお磨かれるメンタルを実感している。
1試合未消化の神戸はJ1リーグ戦暫定10位。北本は、「自分たち次第で上(の順位)に行ける。1試合1試合全力で戦って、チームとして成長したい」と強い意気込みを語った。
(神戸担当 小野慶太)
2016/05/28 14:01