オフ明けの10日、長期離脱していたDF松原健とFW鈴木武蔵が、全体練習に部分合流した。対人プレーは回避したものの、コンビネーションプレーの練習では、松原のクロスに、鈴木がヘディングで合わせてゴールする場面もあった。二人の復帰で、練習のムードもますます活気付いている。
松原は2月13日のタイプレミアカップで、昨年手術した右ひざ外側半月板損傷が再発し、帰国後に再手術。鈴木は2月に左大腿四頭筋肉離れとなり、いずれも全治約3カ月と診断された。ただ、この間も二人は励まし合いながらリハビリを行い、予定より早く回復。同じタイミングでの合流となった。
リオ五輪出場を目指すU-23日本代表候補の二人でもあるが、「チームあっての自分なので、新潟でピッチに立つことが先決」(松原)、「治ったので、ここからケガしないでやっていきたい。コンディションがよくなったときに100%出せるようにしたい」(鈴木)と、焦らずに完全復帰を目指す。
(新潟担当 野本桂子)
2016/05/11 10:12