プロ生活2年目を迎えた後藤優介が、今季はいくつかの新たなポジションに挑戦している。
大分U-18在籍中の2011年には21得点を叩き出してプリンスリーグ九州得点王に輝いた点取り屋だが、本来の持ち場とは異なる位置でサッカーを新鮮に体感。プレースタイルとは真逆の“消極キャラ”で愛されるストライカーがどう変貌するかと周囲も目を離せずにいる中、後藤の日々は新鮮な驚きに満ちて、プレーの幅を絶賛拡張中だ。
そんな後藤がピッチ外でも「確定申告」という初体験に臨む。「確定申告を通じてプロになったとか実感することは特にないです」と泰然としながらも、「何が何だかわからないので明日税理士さんに来てもらいます」と、書類の整理に励んでいることを明かした。
「ずっと全力で走るとバテるので力の抜きどころを覚えて、行くところでは全力で行きたい」と後藤。
ピッチ内外で経験を積み、さらなる成長を目指している。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2013/03/13 13:03