腰痛でしばらく試合出場から遠ざかっていた石原崇兆が、復活の気配を見せている。
前節・徳島戦から一夜明けた10日、チームは新潟医療福祉大学とのトレーニングマッチ(45分×2本)を実施。石原は2本ともにフル出場を果たし、シャドーまた左ウイングバックとしてプレー。1本目に生まれた1対1の絶好機は外してしまい悔しさを露わにしたが、2本目のチャンスでは先ほどの名誉挽回とばかりに冷静に流し込んだ。
対戦相手のレベルを差し引いても、“完全復活”を予感させる鋭い動き。本人は離脱の要因となった腰痛については、もう大丈夫としながら「調子が良いときのけがはもうしないように」とこれまで以上に体のケアに配慮することを宣言。高崎寛之の加入で、山本大貴や前田大然がシャドーで試されるなどチーム内競争は激化しているが、日々のアピールで再度先発の座を手中にする。
(松本担当 多岐太宿)
2016/04/15 15:55