難病『肺塞栓症、肺高血圧症』を克服し、3日のJ2第6節・山形戦(3○2)では1ゴール1アシストの活躍を見せた京都のダニエル・ロビーニョ。京都を今季初勝利に導いた不屈のストライカーが「良い影響があったと思う」と好調の要因に挙げているのが、新たなヘアースタイルだ。
モヒカン風の奇抜なスタイルは、第3節・岡山戦(2△2)の遠征中にチームメートのアンドレイから「(マリオ・)バロテッリみたいにしようよ」と提案されて完成したモノ。この髪型にしてから、岡山戦では終了間際の同点ゴールを演出、さらに今季初先発となった前述の山形戦ではチームの3得点すべてに絡んだ。「結果も出たし、しばらくは続けるつもり」と、ロビーニョ本人も満足げに話す。
9日にアウェイで戦う第7節の相手は、ロビーニョにとっては古巣でもある群馬だ。「すごく好きな場所だし、チームも大好き。自分にとっては特別な試合」と気合いが入るこの一戦では、本家・バロテッリに負けないほどのスーパーゴールを期待して良さそうだ。
ちなみに、「お母さんはこの髪型を気に入っていないみたい(笑)」なのだとか。
(京都担当 川瀬太補)
2016/04/07 19:16