9日の締めくくりはPKの練習(オフェンス選手のみ)。
皆が順調にネットを揺らす中、ひとり首をかしげていたのがルーキーの渡辺亮太。2本蹴って、2本ともGKに止められてしまっていたのだ。
練習後にそのことについて触れると、「僕はもうPKは蹴らないです!」とキッパリ。もちろん冗談めいた口調での言葉だが、メンタル面の強さも必要なキックだけに、そこは先輩たちにまかせたいというのが本音らしい。「自分が点を取れなくても、潰れ役だったり、チームが勝つために必要なプレーをしていきたい」と献身的な姿勢を見せるが、さすがにPKを自分が蹴らないことがチームのためだとは思っていないだろう。「3-0で勝っていたら蹴ってもいいです!」とノープレッシャーならやぶさかではないようだ。
(愛媛担当 松本隆志)
2013/03/10 08:29