2015シーズン最後の練習に顔を出したクラブの岩本文昭専務。選手と挨拶を交わしてシーズンの労をねぎらっていたが、前田悠佑と笑顔で握手したあと「でも、前ちゃんは、俺を解雇させた選手だからね(笑)」と衝撃発言。
実は岩本専務は、地域リーグとJFLで計3度、4シーズンに渡ってチームを率いた長崎の初代監督。そして1度目の退任となった07年シーズンに長崎戦でゴールをあげたのが、当時ホンダロックSC(宮崎県)にいた前田なのだ。岩本専務の発言はこのことを指したもの。記者が、ホンダロック所属時代の前田は長崎と11度戦い、5得点1アシストと大活躍だったことを話すと、当時、長崎のエースだった原田武男コーチは「長崎キラーじゃないですか!?」とキラー認定。前田は「その件は無かったことに(笑)」と笑いながらクラブハウスへ姿を消した。
(長崎担当 藤原裕久)
2015/12/05 17:29