監督、コーチ、スタッフの契約更改交渉が24日からスタートしているが、交渉後の会見で印象深かったのが26日に1度目の交渉に臨んだDF櫛引一紀だ。
「年間を通して試合に使ってもらえたし、世代別代表にも呼んでもらえた。試合に出られる幸せを感じることができた」と、残念ながらチームのJ1昇格は果たせなかったものの、確かな成長を実感した様子。とりわけ、今年1月には結婚を発表し「結婚してパフォーマンスが落ちた、なんてことになったら申し訳ないので、いいシーズンにしなければいけない」とかねてから口にしていたが、その部分については「奥さんには、本当にサッカーに集中できる環境を作ってもらえたと思っている。年間通して試合に出られたのも、結婚したことも大きかったと思っている」と、夫人の存在が大きなパワーになったことを力強く明かしていた。
(札幌担当 斉藤宏則)
2015/11/26 19:27