今週末の今節・横浜FM戦は、松本にとって今季最後の公式戦となる。敵地とはいえ当然勝って締めくくりたいところだが、負傷者頻発により危機を迎えている。オビナ、キム・ボギョンに加え、岩上祐三と大久保裕樹も欠場となりそうだ。
この状況で「まだ終わっていないし、今季のすべてを賭けるつもりで準備していきたい」と闘志を燃やすのが、那須川将大だ。
仙台との天皇杯4回戦(1●2)では左ウイングバックで先発出場。前半途中で大久保が負傷交代してからは左CBでプレーした。複数ポジションをこなす器用さはもちろん、精度の高い左足など持ち味を発揮し「サイドでの攻め上がりや運動量など自分の良さを出してやっていこうと思っていた」と振り返る。
今節もメンバー入りは濃厚と思われ、度重なる負傷に泣いた今季の悔しさをぶつける覚悟だ。
(松本担当 多岐太宿)
2015/11/19 16:13