鈴木惇の負傷離脱後、ボランチに入り、鈴木とは違った持ち味でチームの連勝を支えている中原秀人。好調なチームをけん引していたチーム得点王の代役というプレッシャーもあったが「横浜FC戦で良い形で試合のなかでプレーで表現できたことが自信につながっている。とにかく目の前の試合に集中して自分の与えられた役割をこなすだけ」と必死で自身の役割をこなす意識は今も変わらない。
今節(明治安田J2第41節)で対戦する愛媛の西岡大輝は中原秀にとって福岡教育大の2学年先輩にあたる。西岡について「ファイターだし、安定感っていうよりは0か100の人。大学のときから仲は良いですよ」と話した。「負けたらいろいろ言われると思うので…」と若干、含みのある表現をして西岡についての話を締めくくったがホーム最終戦、自動昇格のためにも勝利を譲るつもりは毛頭ない。
(福岡担当 杉山文宣)
2015/11/13 09:19