ルーキー・西村拓真は序盤戦でベンチ入りし、Jリーグヤマザキナビスコカップ第7節・川崎F戦(1△1)では先発出場を果たした。しかしその後はなかなかJ1公式戦での出場機会をつかめていない。
西村はJリーグ・アンダー22選抜の一員として、ここまでJ3で14試合に出場。実戦経験を重ねる一方で、「チームに戻ると、J1のプレッシャーやスピードの中で、まだまだ通じないことが多い。貴重な経験を積ませてもらったことをもっと生かさないと」と、レベルアップの必要性を痛感している。
現在の課題の中で特に意識しているのが「ゴール前の泥臭さ」だという。「どんな形で取っても1点の重みは同じ。久しぶりの実戦で泥臭く結果を出して、終盤のチームに貢献したい」。30日の練習でクロスに対して体ごと飛び込む場面も多く見られた西村は、まずは31日の練習試合・ガンジュ岩手(東北社会人リーグ1部優勝)との一戦でどのようなプレーを見せてくれるだろうか。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/10/30 17:37