練習後、連れ立ってランニングする北島雅陽通訳(右)とマルコ・グスタボ通訳(左)
前節(明治安田J2第35節)・磐田戦(2△2)でムルジャが同点ゴールを決めた際、大宮ベンチから北島雅陽通訳がムルジャに対して何らかのサインを送っているのが見えた。人差し指と中指、そして親指を立てたハンドサインは、彼らの中でのゴールパフォーマンスなのだろうか?
北島通訳にあらためて聞いてみたところ、「あれは“セルビアンピース”といって、セルビアに対してリスペクトを示すものなんです」と教えてくれた。そして「マルコ(・グスタボ通訳)もやってくれていますよ」とのこと。普段から仲の良い通訳二人だが、こんなところでもチームワークを見せている。
当のムルジャは「一緒に喜べるということは大事なことだと思います」と述べつつ、「彼(北島通訳)とマルコはやるんですけど、自分はあまりやらない(北島通訳によると今季はまだ1回か2回くらい)。彼とマルコのほうがセルビア人で自分が違うみたいですね」と笑った。
背番号8がゴールを決めた際は、ベンチのパフォーマンスにも注目したい。
(大宮担当 片村光博)
2015/10/09 07:00