「サッカーに対しての情熱がすごすぎて。見習う部分が多かったし、これがプロとしてあるべき姿なんだろうなって思いましたね」。
DF那須大亮がそう評したのは、浦和が10日に練習試合で対戦するJFLのアスルクラロ沼津で先日、48歳にして現役復帰を果たした中山雅史についてだ(現役復帰後、9月23日に誕生日を迎えて現在は49歳)。中山について那須は「刺激を受けまくっていた。フィジカルがっつりやるタイプだったので、一緒に本気を出し合って笑いを取っていた。『おらー!!』とか『どうだー!!』みたいな」と笑いながら懐かしそうに話していた。
また、中山を「魂でサッカーをしている」と表現した那須もまた、気持ちを前面出すタイプ。それだけに「通じるものがすごくあったので、共感もすごくできたし、得るものがすごく多かった」ようだ。対戦する機会があれば中山から何かを「また盗みたい」と話した那須。彼もまた、まもなく34歳にして成長にどん欲だ。
(浦和担当 菊地正典)
2015/10/08 07:00