前節・栃木戦(2△2)は2-0とリードして前半を折り返したものの、後半に2失点を喫してしまった。
森下仁之監督は、栃木戦を次のように振り返る。
「2-0になってから守りに入ったわけではないが、後半は相手が前に圧力を掛けてきた中で、中盤で全然ボールに行けていなかった。前で収めることもできず、上がって行くような時間も作れなかった。そういったところでああいった後半になった」
1失点目は「カウンターになったところでの判断が非常に悪かった。あそこでもう一つ積極的に判断できなかった。前のスペースが空いていても、サイドで前にボールを出せずに、中に入れたところのミスでカウンターを受けた。そのカウンターの対応でもボールに行けなかったし、カバーもうまくいかなかった。ミスが重なって失点した」。指揮官の言うこうした問題点はチームで共有されており、修正が施されるはずだ。
リーグ戦も残すところ7試合。森下監督は「粘り強く戦っていく」と語った。
(金沢担当 野中拓也)
2015/10/06 17:43