長いキャンプを終えて初めて迎える山形での全体練習が3月6日午後に行われ、山田拓巳も元気に参加した。山田はプロ6年目。過去5シーズンの先発出場は6試合にとどまっていたが、今季は開幕戦で先発の座を射止めた。記念すべき一戦を「最初から出るのも久々だったし、緊張しなかったわけではないけど、そんなことも言っていられなかった」と振り返った。
前半から高い位置でボールを引き出し、後半開始早々には3人目の飛び出しから山崎の得点をクロスでアシスト。積極的にプレーし続けたが、「もう少し、もらってからの崩しが工夫できればよかったのかなと思った。結局攻めあぐねた」と、敗戦という結果もあり反省が口をついた。
その一方で、「やれることはやれるなと、少し自信にはなった。これからもっと出続けられればどんどんついてくると思うので、とにかく試合に出続けることが一番」と今節への意欲を語っていた。
(山形担当 佐藤円)
2013/03/06 20:59