前節・山形戦で2-2のドロー劇。松本の“トップ15”入りは厳しさを増すばかりだが、86分の前田直輝の起死回生の同点弾がなければ、勝ち点ゼロで終わっていたところ。この勝ち点1に意味を持たせるためには、残り6試合での結果が求められる。
今節・FC東京戦は、オビナが累積警告で出場停止のために前線の構成は流動的だ。1トップには阿部吉朗や塩沢勝吾が起用されそうだが、前田の出場時間が長くなりそうなことは間違いない。
東京Vのアカデミー育ちだけに「(FC東京戦には)特別な思いがある」とキッパリ話す20歳の若武者は、「この勝ち点1を絶対に残留につなげないといけないし、今度は自分のゴールで勝ち点3を取りにいきたいと思います」と、残り試合に向けての決意を語った。
(松本担当 多岐太宿)
2015/09/24 17:20