5日、手倉森誠監督と仙台のマスコット・ベガッ太くんは宮城県七ヶ浜町の仮設住宅集会所を訪れた。仙台は昨年6月1日に七ヶ浜町でチーム全員による復興支援活動を行っており、その際に監督が「リーグ戦の優勝シャーレを持って報告に来たい」と約束していた。
今回、あらためて七ヶ浜町を訪問した手倉森監督は「優勝を逃して申し訳なかったけれど、準優勝でもシャーレをいただくことができたので、これを持って直接お礼を言いたかった」と話した。
残念ながら東日本大震災発生から約二年が経つ今でも、七ヶ浜町では昨年とほぼ変わらない373戸、944名の方々が仮設住宅での暮らしを余儀なくされているが、監督とともに訪れたベガッ太くんが色紙に「ほやをたべよう」と書くと、「七ヶ浜だから海苔をお願い」と突っこまれるシーンもあった。
集会所に集まった方々は手倉森監督とベガッ太くんとのふれ合いで楽しいひとときを過ごした。
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/03/06 19:29