8日、酒本憲幸が31歳の誕生日を迎えた。練習後は、いつものようにグラウンドをランニングし終えたあと、チームメートから恒例の小麦粉攻めにあった。
頭を真っ白にしながら引き上げてきた酒本は、31歳になった感想について、「もっとおっさんになっているもんやと思っていた。自分の思い描いていた31歳とは程遠いほど、浮ついている(苦笑)。まだまだガキ」だと笑った。さらに、「もう一度、自分を見つめ直して、日々の練習から取り組んでいきたい」とも話した。
以前、「毎回、練習でピッチに入るたびに、プロになったときの気持ちを思い返している」とも話していただけに、いつまでも初心を忘れない気持ちを再確認した様子だ。
今季も残り12試合。J1自動昇格へ向けて一戦ごとの重みも増していく中、最後は力強く、「一戦必勝の気持ちで挑んでいく」と意気込みを語って、クラブハウスに引き上げた。
(C大阪担当 小田尚史)
2015/09/08 15:01