昨日4日は、ウォーミングアップ後、すぐに11対11の紅白戦(フルコート)を行い、選手たちは汗を流した。
ゲーム形式で約30分、セットプレーの確認を30分。時間にしてわずか1時間ほどで全体練習は終了。疲労なども考慮し「コントロールした」(田坂和昭監督)ということだが、そこから選手たちは自主練習を行った。
セットプレーの練習を行っていたのはGK陣。そこには大きな壁が用意されていた。セットプレー用の人形ではキッカーが丸見えになるため、以前は布をかぶせていたが、「隠れすぎるとけがをする可能性がある」(アダウトGKコーチ)と、今回は残りのGKやコーチなども加わり壁を作った。
さらにコーンやマットなど使えるものは何でも使い、それはもはやバリケードのようになっていた。
「セットプレーは突き詰めなければいけないところ」(GK櫛引政敏)
清水にとって重要な課題であるセットプレーでの失点は、試行錯誤を重ねて防いでいく。
(清水担当 田中芳樹)
2015/09/05 07:00