天皇杯2回戦はホームでJ2讃岐と対戦。讃岐で活躍する元山形3選手のうち、もっとも注目されるのは、今季山形から移籍したGK清水健太だろう。しかし、“シミケン”の生のプレーを心待ちにしているのは、サポーターだけではない。
「ギシさん(山岸範宏)、アキさん(兼田亜季重)、隼さん(中村)とまた違うプレーの特徴があると思うので、そういう部分を学んでいけたらなと思います」
そう話すのは、地元秋田の小学校時代からNDスタに通い、清水を憧れの選手としてきた摂津颯登。その憧れはいまなお消えていない。
特に学びたいのは、コーチングとのこと。「やっぱり、コーチングがすごいじゃないですか、シミケンさん。声援が大きくてもシミケンさんの声はスタンドまで聞こえてくるし、どういう内容をしゃべっているのかもわかると思います」
山形ユース時代にはトップチームでともに練習した経験もあるだけに、久しぶりの再会を楽しみにしていた。
(山形担当 佐藤円)
2015/09/02 19:09