多度津FCと対戦する天皇杯1回戦で、木山隆之監督は「チャンスがあったら(ユースの)2人を使っていきたい」と愛媛ユース所属でトップチームに2種登録している小木曽春樹、忽那喬司の起用を示唆している。
両選手は夏休み期間中、トップチームの練習に頻繁に参加して連係を深めてきた。小木曽は視野の広さと正確なパスを生かして多彩に展開するゲームメーカー。この8月にはSCフライブルク(ドイツ)に短期留学し、「夏休みの期間はトップチームでも多く練習をさせてもらった。試合でもやれる」と自信満々だ。
忽那は持ち味であるスピードを生かして積極的にゴール前に仕掛けるアタッカー。24日の練習試合では2ゴールを挙げるなど調子も上々で、「(天皇杯は)最高の機会。見ている人に『アイツすごい』と言わせるような活躍をしたい」と意気込んだ。
木山監督は「自分にできる100%を出して欲しい」と若き二人の才能に期待をかけている。
(愛媛担当 松本隆志)
2015/08/28 13:24