明治安田J1・2nd第8節横浜FM戦(1●2)の試合後、会見で森下仁志監督が「後半のキックオフのところからフワッとした選手が何人かいた」と苦言を呈したがこの言葉を最も重く受け止めているのがキム・ミヌだ。キックオフ直後のファーストプレーでキックミスし、深い位置で相手にスローインを与える要因を作ってしまったからだ。「自分のキックミスからだったので同じようなことを繰り返さないようにしないといけない」と自身でも猛省していた。アウェイの神戸戦は昨季、鮮やかなループシュートで決勝点を記録しており、その話を振っても「SBで出るかもしれないし、まずは守備をしっかりしたい」と意識にあるのはやはり前節のミスへの反省だった。
守備という点では韓国代表でチームメートでもあるチョン・ウヨンを警戒人物に挙げた。「良いパスを出せるし、キックも上手い。しっかりプレスをかけてウヨンの良いところを抑えたい」とチョン・ウヨン封じに意欲を見せていた。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2015/08/26 07:00