「僕たちの頃はあまり良くなかったけど、今は強いんですよね」。そう言って、母校・東福岡高のインターハイ・ベスト8進出を喜んだのは井上翔太。中山開帆も井上と同じ東福岡高出身だが、今回のベスト8進出チームが母校となる選手は他に、市立船橋高出身の原一樹と加藤弘堅、広島皆実高の渡大生。そして、滝川二高出身の多田高行がいる。
多田も母校の活躍がとてもうれしそうだ。
「僕がお世話になったスタッフの方はほとんどいなくなりましたが、それでも母校ですからやっぱり応援していますし、まだ先に勝ち進んでほしいと思います」
明日、7日の準々決勝で滝川二高が当たるのは、市立船橋高。「カズキさん(原)とコウケン(加藤)とは、特に話はしていませんが、タキニ(滝川二高)には勝ってほしいな」と言う多田はさらに続けた。「僕はここ15試合連続でサブ(※途中出場3試合)。後輩たちに負けてられないので、奮起します!」
(北九州担当 島田徹)
2015/08/06 16:22