昨季終盤に左ひざ前十字じん帯を断裂して長いリハビリに取り組んでいたMF新井純平が、負傷後初めて強めのキックを繰り返した。
チームの全体練習後、永田トレーナーを相手に20~30mの距離でキック練習。最初は慎重に、そして徐々に力を入れて鋭いボールを蹴っていた。そのメニューで終わりかと思いきや、原一樹、渡大生らが居残りでシュート練習しているところにお邪魔して、GKに向かって右足シュート。ゴールインとはならなかったが、ビッグスマイルを見せた。
「入院をしている3カ月は本当に長く感じましたが、リハビリを始めてからはあっという間でした。その間、本当にいろいろな方にお世話になり、あまた励ましてもらい感謝の一言です。シュートを打った感想? もう最高っす! ホント、最高!」
サッカーができる喜びをあらためて感じている新井の復帰メドは6月か7月。暑い夏が新井にとってのシーズンスタートとなる。
(北九州担当 島田徹)
2014/04/24 22:00