バルバリッチ監督の契約解除と札幌U-18四方田修平監督の新監督就任が24日午前に発表され、同日午後に四方田監督の就任会見が行われた。
前節(明治安田J2第25節)の北九州戦(1△1)の引き分けで連敗を3で止めたものの、7戦勝ちがなく順位も9位。そうしたなかでバトンを託された四方田監督は「J1昇格の可能性はまだ十分残っている。自分が培ってきた経験を生かして、選手と一緒に頑張っていきたい」と意気込みを話した。
同監督は98年のフランスW杯で日本代表のスカウティングスタッフを務め、そこでの手腕を評価されて翌年、岡田武史監督が就任した札幌入り。02年からは札幌U-18のコーチ、04年からは監督に就任し、数多くの選手をトップチームに輩出してきた指導者だ。
現在のトップチームにも教え子は多く、「彼らについてはプレーの特徴ばかりでなく性格もわかっている」。次節まで中1日という場面での緊急就任だが、事前情報はしっかりと有しており、就任初戦から全力で勝ち点3をつかみ取る構えだ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2015/07/24 20:00