「普通にうれしかった」。西部洋平は湘南時代のチームメートである遠藤航の日本代表選出に喜びを正直に打ち明ける。ともにプレーをしたのは11年シーズンの1年だけであるが、「当時やっていて、グギョン(*韓国代表で湘南と柏に在籍したハン・グギョン)と航はJ1で出来ると思っていたし、航は絶対にいつかフル代表に入ると思っていた」と語る。
当時のプレーと現在のプレーについて問うと「全然変わっていない。一喜一憂しないというか、完全なキャプテンタイプで。変わってないけど、昔よりかはいまのほうが攻撃的なのかなと。あそこまでじゃなかった。ただ、センスは感じていた」と振り返った。
だが、最も驚いた部分はプレー以外の面。「落ち着きが昔から半端ない。”え、お前まだそんな若いの?”ってびっくりした」とのこと。去り際に「航、出てほしいなぁ」と口にしていたのだが、親心のようなものを強く感じ取れた。
(川崎F担当 竹中玲央奈)
2015/07/24 07:00