6月20日の練習試合で第3、第4腰椎右横突起を骨折した石川直樹が、7月18日から全体練習に完全合流。19日の明治安田J1・2nd第3節・神戸戦(1●2)でベンチ入りし、20日の練習試合・仙台大学戦(0△0)では約60分間プレーした。
「痛みを気にせずにプレーすることができるようになりました」というところまで回復した石川直は、「いつ公式戦に復帰するかは分かりませんが、どのタイミングで出ても大丈夫なように準備はできています」と頼もしい。練習試合では左SBで出場。安定した守備はもちろん、適確なタイミングでのクロスで何度もチャンスを演出していた。
チームはまだ2ndステージでは勝利がない状況だが、石川直は細かい質の部分の問題が大きいと考える。「だからこそ、要所でのズレや試合運びの理解のズレをしっかり詰める必要があります。そういう細かいところを詰めるために声をかけるなど、できることをやりたい」と、公式戦出場に向けた意欲を口にした。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/07/22 17:38