10日の監督交代を受け、今節の明治安田J2第23節・長崎戦は、石丸清隆新監督が指揮を執る。と言っても、試合に向けて石丸監督に与えられた練習は2日間のみ。
急きょ、非公開で行われた11日の練習後、試合に対する意気込みを問われた石丸監督は、「準備する時間は少ない。今節はこれまでとやり方を大きく変えることはない」と話した。一方で、今後へ向けては、「守備の整備はしていきたい。攻撃も京都の良さが消えている印象なので、もう少しボールを動かしながら、という部分にも取り組んでいきたい。立て直していかないといけない気持ちは強い」と決意も滲ませた。
試合2日前に起こった監督交代劇については、「このタイミングで(監督交代)ということにビックリしたのが率直な感想。あまりにも急だったので。でも、その中でもやらないといけない。監督という仕事は非常にやりがいのある仕事。光栄に思っている」と話した。
現在は18位に低迷している京都だが、「可能性があるかぎり、最後まで諦めずにやりたい」(石丸監督)と、今季の目標はあくまでJ1昇格。ヘッドコーチから昇格した石丸新監督の手腕に注目が集まる。(小田 尚史)
(BLOGOLA編集部)
2015/07/11 13:51