甲府クラブを源流にするヴァンフォーレ甲府。その歴史は今年で50年となり、7月4日に「クラブ創立50周年記念パーティー」が、両クラブの関係者、行政の首長、スポンサー、ボランティア、後援会員、選手らが参加して開催された。
最初にクラブの歴史をまとめたVTRが流され、甲府クラブの躍進からJリーグ加盟に向けた期間の試練と苦難の日々、Jリーグ加盟後のクラブ消滅の危機を経てJ1昇格・残留・降格・再昇格の歴史がドラマチックにまとめられていて、多くの人の心に響いた。
甲府クラブOB会の浅井和夫会長のスピーチに続いて、海野一幸会長がスピーチの中で専用スタジアム建設について、「陳情のようになりますが」と前置きして触れた。その後、演壇に立った後藤斎山梨県知事が、専用スタジアムについて触れなかったことは残念だったが、クラブは県や地元企業と共にカンボジアやラオスでの国際交流事業を通じて貢献していくなかでアピールを続けることは変わらない。VIVA、VENTFORET!
(甲府担当 マツオジュン)
2015/07/05 20:11