5試合連続無失点を継続中で、クラブ記録にあと1試合と迫っている大宮。CBとして大きく貢献している河本裕之は、現状の守備について次のように語る。
「前からしっかり連動して守備ができているので、それがハマっている。最終ラインに来る前に取って攻撃、という形が多い。良い感じで来ていると思う。最近は相手が引いてくることが多くて、そこからのカウンターを狙ってきている。そこで一発目を自由にさせないことが一番かなと」
実際に最近の試合では危ない場面のそのものが減っており、明治安田J2第17節・讃岐戦(2○0)ではアンドレアへの対応を反省していた河本も、「いまは(ボールを)すぐ取れている。ボール回しているときの距離感が良いので、自然とコンパクトに守れている。修正はできていると思う」と手ごたえを口にしている。
無失点記録に並び、更新することも期待されるが、河本は「気にせずやりたい」と平常心だ。鉄壁守備陣の安定感は頼もしい。
(大宮担当 片村光博)
2015/06/26 20:12