昨年天皇杯決勝(1●3)ではクラブ間の契約上の問題で対戦がかなわなかったG大阪戦。今季は山形への完全移籍を果たし、明治安田J1・1stステージ最終節にして遂に、川西翔太の古巣との対戦が実現する。
「ガンバだから特別な思いはある」と胸の内を隠さない川西だが、「だからと言って、こうしなければというのもない。気持ちの入らへん試合なんてないし、毎試合同じモチベーションで、勝つことを一番に考えてやっている」と継続して積み上げてきたことへのプライドを明言した。
こちらがG大阪の守備をどう攻略するか訊ねても、返ってきたのは攻撃そのものの話ではなかった。
「そこもですけど、まずこのチームはいいディフェンスから入るという部分が一番大切。いいディフェンスをして、カウンターだったり、セットプレーだったり、そういう1本を決めるというところが重要じゃないかなと思います」
ピッチ内では、山形の勝利のために奮闘する川西の姿が見られるはずだ。
(山形担当 佐藤円)
2015/06/25 21:03