山形は前節(明治安田J1・1st第16節)・広島戦で前半だけで4失点し、1-5の敗戦。スコア、展開ともショッキングな試合を松岡亮輔に振り返ってもらうと、「ウチがずっとやってきたサッカーを広島相手にぶつけたんですけど、真っ向勝負でぶつけた結果、ああいう形になって、チームの成熟度の差でもあるし、個人の力の差でもある。そういうふうに僕個人は痛感したので、ある意味では切り換えられている」と引きずる様子はない。
今週末には昨年の天皇杯決勝のカード再現、G大阪戦が控えている。ここでも1-3で敗れ、力の差を実感したが、「これは僕の今年の目標ですけど、J1勢と対等に渡り合いたい。それを、ホームですけど胸を借りるつもりでやりたい。広島戦ではそれができなかったので、そういう意味ではガンバ戦でもう1回、僕の目標を達成するのが一つ。そのあとに結果がついてくればいいなという感覚ではいます」と自らに課したミッション遂行に専念する。
(山形担当 佐藤円)
2015/06/24 20:26