ここ数節、攻守ともに良い時間帯は増え始めている。しかし、同時に良い試合をしながらも勝ちきれていない状況が続いているのも事実。
CBとしてチームを支える石井秀典は、「悪い時間になった時に自分たちでどうやって良い方向へ持っていくかを大事にしていきたい」と話す。攻撃についても「試合でシュート10本あっても決定的な場面は多くても2、3回。そのチャンスを確実に決めなければいけない。練習から意識してやらなければいけないが、まだまだ浸透していない部分もある。フリーで打っているシュート練習で簡単に外すような場面があれば、“フリーは決めろ!”と声で意識付けさせることは意識してやっています」と、練習から得点を決めきる大切さを説明した。
得点と言えば、昨季まで山形に所属していた石井は第34節・讃岐戦(4○0)でCKから先制点を挙げ、山形を勝利に導いている。今節・讃岐戦でも徳島を勝利に導くゴールに期待したい。
(徳島担当 柏原敏)
2015/06/10 16:44