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　明治安田J1・1st第15節で川崎Fとの対戦を控える湘南。今年は「SKYダービー」という名称で行われる両者の対決は、勝ち点2差で順位も一つの違いということで白熱した試合が期待できそうだ。

　今節に向けてそんな“ダービー”の思い出を語ってくれたのはアンドレ・バイアだ。

「ライバル意識によってサポーターの応援がより情熱的になる。選手たちはそれを感じながらプレーすることで、いつもとは一味違うメンタルで戦うことになるので、昔は感情と理性のコントロールが難しかった」

　バイアには記憶に残る2つのダービーがある。一つは最初のクラブとなったフラメンゴとCRバスコ・ダ・ガマとのリオのクラシコ。そしてもう一つがフェイノールト在籍時に対戦したアヤックスとのデ・クラシケルだ。

　どちらのダービーも負けたときは外に出られなくなるほどサポーターの熱量がすごく、そこで負けることは「その一年を左右するほど。一方で勝てば優勝したような騒ぎだった」。

　フェイエノールト在籍時には、08-09シーズンのアヤックスとの対戦で、現バルセロナのスアレスとガチンコ勝負ができたことは良い思い出、と語るバイア。

　新たなダービーでどんなプレーを見せるのか。週末のゲームを楽しみに待ちたい。