プロ3年目の川口尚紀。今季はレギュラーをつかみ、リーグ戦は明治安田J1第4節・新潟戦(1●4)からフル出場。カップ戦も、プロ初ゴールを挙げたナビスコカップ第4節・甲府戦(2△2)以降、3戦フル出場している。
4月から続く、中2日、中3日という過密日程でのプレーは人生初。経験したことがない体の重さもある。だが「出させてもらえるのはありがたい。一試合一試合、アグレッシブにやることは今までと変わらない」と、疲れ以上に、プレーできる喜びと責任感を感じている。
90分間、全員がハードワークするのが新潟のサッカー。「一人ひとりがやれれば、どんな相手にもうちらしいサッカーで勝てると思う」。それをあらためて感じたのは、ナビスコカップ第6節・湘南戦(2○0)と7節・松本戦(3○0)。0-0で後半に持ち込めば、新潟のほうが走り勝てるという自信を持った。「これを続けていくことが大切」と川口。迷うことなく、リーグ戦でも“新潟スタイル”で戦うつもりだ。
(新潟担当 野本桂子)
2015/06/06 07:00