4月25日のトレーニング中に負傷し、右腓腹筋肉離れで全治約6週間の診断を受けていた衛藤裕。先々週あたりからボールを触り始め、今週から徐々にチームの全体練習にも加わりだした。
「ずっと一人で走っていたので、やっとみんなで練習してボールを触れるのは新鮮な感じ。いまは慎重な部分もありますし、早くしなければと焦る気持ちもある。とはいえ、チームの前線を活性化させたいという意味でも早くコンディションを上げていきたいし、しっかりやって自分が力を加えることができるように準備していきたい」
今季はけがの影響もあって公式戦の出場には至っていない。しかし、昨季はJ1リーグ戦で25試合に出場し、チーム2位となる4得点を挙げた頼れる選手だ。普段は温厚な性格ながら、いざピッチに立てば誰よりも闘争心むき出しで戦う衛藤の復帰を心待ちにしている。
(徳島担当 柏原敏)
2015/06/03 21:17