30日、ドイツカップの決勝がベルリンで開催される。
香川真司が所属するドルトムントは決勝まで勝ち上がり、ボルフスブルクと対戦する。
08年からチームを率いるクロップ監督はすでに今季限りでの退任を発表しており、ドルトムントの監督としてのラストマッチとなる。
”黄色と黒”のクロップ監督、ラストマッチ。好調・香川に期待
泣いても笑っても、これがクロップ監督にとって黄色と黒のジャージを着て臨む最後の試合になる。先週末に行われた同氏にとって最後のホーム試合では、アウェイのファンも含めた8万人の観客が別れを惜しんだ。ドルトムントとクロップ監督はこのドイツ杯を制し、有終の美を飾ることができるのだろうか?ドルトムントのファンのみならず、ドイツ中がその結末を見守っている。
ドルトムントはクロップ監督退任発表以降、終盤戦に掛けて急激に調子を上げてきた。終盤戦5試合は3勝1敗1分。先週末に行われたリーグ最終戦でも、ドルトムントらしい躍動感あふれるサッカーを展開して白星をつかんだ。クロップ監督の花道を飾りたい選手たちのモチベーションはかつてないほど高まっている。しかし、不安要素もある。ドイツ杯決勝の前哨戦となった2週間前のボルフスブルク戦で、ドルトムントは1-2で力負けしている。戦力面では、今季2位でリーグ戦を終えたボルフスブルクが優位と見る向きも少なくない。
ドルトムントはボルフスブルクと今季2度対戦し、どちらも2失点を喫している。今季10ゴール21アシストを記録したMFデ・ブロイネを自由にさせないことは当然にしても、今季72得点とリーグ2位の攻撃力を誇るボルフスブルクを相手に無失点で試合を終わらせるのは難しいと言わざると得ないだろう。両チームのスタイルを考慮しても、オープンな試合展開になることが予想される。となると、ドルトムントとしては失点を最小限に抑えつつ、ゴールを狙うためにどの程度パワーを傾けていくかという”攻撃と守備のバランス”がいつも以上に大事になってくる。
とはいえ、攻撃面ではロイスの復帰が好材料。前節1ゴール2アシストの香川にとっても、ボールを受けた際に近くにロイスがいるのは心強い。「素晴らしい終わりを迎えられれば」と意気込む香川の活躍にも期待したい。
(山口 裕平)
◆放送予定
5月31日 2:45〜6:30
※放送時間短縮の可能性あり
詳細は日テレジータスホームページにて
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(BLOGOLA編集部)
2015/05/29 10:12