明治安田J1・1st第12節・新潟戦(3○0)の翌日(17日)に、同じ新潟との練習試合が行われた。この練習試合(45分×2本、合計2-2)では、90分の中で3人のGKが30分ずつプレーした。
そのうち、無失点だった時間帯でゴールを守っていたのはシュミット・ダニエル。最終ラインのメンバーの特徴を理解した上でのポジショニングや、相手の左SBに抜け出されて1対1になったときの対応などで手ごたえを得たという。その反面、「意志を伝え、味方を“乗せる”ようなコーチングをすることなどで、課題も実感した」とのことだった。
今季は、Jリーグヤマザキナビスコカップの2試合でベンチ入り。昨季の同大会第7節・神戸戦(1●2)以来の公式戦出場を目指す。先日にチームメートの六反勇治が日本代表候補となったことは、シュミットにとっても「大きな刺激になった」という。「GKグループの4人でさらに良い競争をして、さらに高め合える状況を作りたい」と、努力を続ける。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/05/20 17:01