Jリーグ・アンダー22選抜(J-22)の一員として、6日の明治安田J3第10節・長野戦(0●2)、17日のJ3第12節・福島戦(4○1)と2試合にフル出場した高山和真。初出場となった長野戦こそ「いつもより息が上がるのが早かったし、どこかで緊張していた」ものの、「福島戦は2回目ということもあってリラックスして練習もゲームもできた」と振り返る。長野戦の経験も生かし、チームの勝利に貢献した。
J-22に「『呼ばれたい』という気持ちはあった」という高山。大宮で出番を得られず、忸怩たる思いはある。ただ、現状を冷静に見つめて「自分の成長のために向こうでいろいろな人の話を聞いて、それで成長できればいい」と前向きに取り組んでいる。
J-22では左SBとしての出場が続いた。本職はCBだが、「自分の幅を広げるため。別にCBだけにこだわる必要はない。SBをやることでSBの考えも分かる」と捉えてトライしている。「今後のためにいまを頑張るしかない」。18歳の若武者は常にどん欲だ。
(大宮担当 片村光博)
2015/05/20 16:06