広島は27日、AFCチャンピオンズリーグ・グループGの初戦となるブニョドコル戦をホームで迎える。前日会見に臨んだ佐藤寿人は、「2010年にACLに初出場したときは、ホームの開幕戦で敗れて非常に難しくなった。明日は勝ち点3を取ってスタートを切りたい」と初戦の重要性を強調した。
ブニョドコルはウズベキスタン代表選手を多く抱えるが、佐藤は「自分も元代表ですし、(広島には)現役の代表もいる。近い将来に日の丸をつけられるくらいの良い選手もたくさんいるので、個々のクオリティーでも決して引けを取らないと自信を持っている」とコメント。そして、前回大会の経験を生かしたいと話した。
昨季のJ1で得点王とMVPを受賞した主将は、「前回のACLに出ている選手が多いので、チームとしても選手個々としても少し余裕はある。ゼロックス杯で良い勝ち方をして広島に帰ってくることができたので、自信を持って臨むことができますし、前回大会で何が足りなかったかは選手たちが理解している。まずは明日の試合をチームとしてまとまって戦っていきたい」と、2度目のACL挑戦へ自信を見せた。
(広島担当 寺田弘幸)
2013/02/26 20:25