前節(明治安田J1・1st第10節)・神戸戦(1△1)で開幕戦(J1・1st第1節・浦和戦/1●3)以来のリーグ戦出場を果たした岡田翔平。途中出場、途中交代という悔しさだけが残った開幕戦から、岡田はけがや体調不良もあって、なかなかチームに貢献できない日々が続いた。だが、その時間が長い期間だったからこそ「いろいろ考えられたし、自分から出たいという気持ちがどんどん強くなっていった」(岡田)。
前節は出場するタイミングでサポーターから大きな拍手を送られた。
「大けがしていたわけではないけど、それが一番嬉しかった。開幕戦のあとはサポーターにもたくさん声をかけてもったし、このままではダメだと思えた。だからこそ、ちゃんと得点を取って、サポーターの方に恩返ししたい」。
今節(J1・1st第11節)に対して「緊張の糸を切らさずに、次の甲府戦もしっかりチームのために頑張りたい」と岡田。開幕戦の呪縛から解き放たれた背番号22は、サポーターとともに勝利や得点に歓喜する日を渇望している。
(湘南担当 林遼平)
2015/05/09 20:13